子どもの子育てと絵本は、切っても切り離せない関係にあります。
文科省のHPでも、
「子供の読書活動は,言葉を学び,感性を磨き,表現力を高め,創造力を豊かなものにし,人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものであり,社会全体で積極的にそのための環境の整備を推進していくことは極めて重要である。」
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/040/attach/1402566.htm
とし、子どもの読書への関心を高める取り組みを推進しています。
親も子どもも絵本に親しみながら、言葉のシャワーをたくさん浴びることが、愛着形成や子どもの思考力を育てていくのに大切なのです。
昨今、東大生に注目が集まり、「東大脳」「東大王」などの言葉をよく耳にすることが増えてきました。
我が子を東大へ!とまでは行かずとも、心身ともに健やかな成長のために、少しでも素敵な絵本に出会いたい。!
という方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、4兄弟を東大に進学させたことで有名な、佐藤良子ママのおすすめする「100選の絵本」の中から、
パット・ハッチンスの作品をご紹介したいと思います。
絵本作家【パット・ハッチンス(Pat Hutchins)】の紹介
1942年、イギリス・ヨークシャー生まれ。ダーリントン美術学校とリーズ美術大学で、イラストレーションとデザインを学んだのち、ロンドンの広告代理店で勤務。結婚後、アメリカ・ニューヨークへ渡り、『ロージーのおさんぽ』(偕成社)でデビュー。1974年『風がふいたら』(評論社)でケイト・グリーナウェイ賞受賞。そのほかの作品に『ティッチ』(福音館書店)、『なんにかわるかな?』(ほるぷ出版)、『おまたせクッキー』(偕成社)、『へっちゃらトーマス』(大日本図書)などがある。2017年、死去。
www.ehonnavi.net
彼女は、テンポのよい展開で、田園風景や動物たちを生き生きとユーモラスに描く作風で、多くの絵本を生み出してきました。今回は、その中から2冊を紹介します。
佐藤良子ママのおすすめ絵本100選の中から2冊紹介!
ロージーのおさんぽ
1冊目は「ロージーのおさんぽ」です。
この作品は、にわとりのロージーが、ただただお散歩している様子を描いているのですが、
文章だけをパラパラと読んでいるだけでは気づかない物語が、絵の中に表されております。
言葉で表されていないエピソードをぜひ見ていただきたい作品です。
読み聞かせをしながら、絵をじっくりと親子で味わうことができます!
おまたせクッキー
2冊目は、「おまたせクッキー」です。
おやつに食べようと用意されたクッキー。食べようとする瞬間に、だんだんとお友達が増えていき、、、
クッキーが足りない!という展開のお話です。
こちらのお話も、だんだんとお友達が増えていくのに従い、背景にも細やかな変化がたくさん見られる読むたびに発見がある1冊となっています。
我が家の娘も「もう一回!もう一回!」と何度も読みたがる本です!
床も家具も子どもたちのイスも!ぜひ前ページと確認しながら見てみてください!
まとめ
今回は、パット・ハッチンスの本を2冊紹介しました。
心身ともに豊かな子どもの成長・東大を目指すような子の成長に共通して大切なことは、「小さい頃から頭をつかうこと」です。
国語力・集中力・思考力・観察力を小さい頃から少しずつ高めていくことは、他分野の学習にも必要となります。
ぜひ、ハッチンスさんの作品を多くのお子さん・親御さんに楽しんでいただけたらうれしいです。
コメント