賢い子の育て方が知りたい!
今回は、0~6歳までの子育て戦略について書かれた本の紹介をしたいと思います。
本書の紹介
作者
作者【蒼 京子】
子どもが小さい頃から仕事も家庭もフル活動のワーキングママとして子育てをしながら自己成長をスタートする
自分の自己肯定感の低さを子育てと共に高め、「勉強しなさい」と 言わなくても勝手に”東大”に進学する自立した子を育てる!
会社時代は、教えるのが上手い講師として評価されマネージャーとして人材育成を担当する。延べ4,000人以上のやる気を促し自立をサポート、 モチベーションアップするコミニュケーション力に定評!
現在は、子育て経験と人材育成で学んだコーチングや脳科学・心理学をもとに、「最上の自己肯定感の育て方」「自立脳」をママに伝え、自立した子どもたちの育成と、ママが自分の人生を創造するために「子育てをキャリアの1つ」にと、ママコーチの育成をしている。
精神的にも経済的にも親子ともに、自分の人生を「自分軸」で生きる人を増やしたい!というミッションをもとに活動している。
本書 目次
<目次>
はじめに
◆1つ目・戦後最大規模といわれる教育改革!
◆2つ目・加熱する早期教育!
◆お知らせ第1章 早期教育について!
◆「習いごと」について考える!
◆オルタナティブ教育とは!第2章 子育ての源泉!
◆私のストーリー!
◆自発的に勉強する子になるには?
◆「賢い人」に育てたいですか?第3章 子育てへの意識!
◆子どもとあなたは違う人!
◆守れない約束はしない!
◆自分の言葉を意識する!
◆子どもの気持ちを優先する!
◆可愛いを超える!
◆だから自分を知る!第4章 自立脳を育てる24のヒント
赤ちゃんの「指さし」「喃語(なんご)」には深~い意味がある!
「ダメ」と1回言うと、IQがひとつ下がる!
男の子には「感情ことば」を教えてあげよう!
ひとり言のじゃまをしない!
「集中力」は3つの段階をくりかえす!
とにかく好きな事をさせよう!
自分で選ばせよう!
親が楽をする子とは!
けんかはロジカル・シンキングのチャンス!
イヤイヤ期は「ニヤニヤ期?」
「片づけ」をうるさく言わない!
親子で「競争」や「勝負」をしよう!
あなたの好きな場所に連れて行こう!
言語能力は親しだい!
ことばの表現を意識する!
あなたも本を読もう!
子どもの短所を絶対に言わない!
「他には何ができるかな?」と聞いてみよう!
とことん応援しよう!
失敗は素晴らしいチャレンジだ!
親も失敗しよう!
両親の意見は一緒じゃなくていい!
子どもに最後まで話をさせよう!
「損と得」を考えさせよう!
内容要約
なぜ“東大”なのか。
「自分の頭で考えて行動する」=「自分にとって一番より良い選択ができる」=「一番良い環境へと自分自身を持っていける」
このような流れで、作者の蒼さんのお子さんが最終的に進んでいった環境が“東大”だったということです。
0~6歳が大事なわけ
人間の脳は、3歳で80%、6歳頃までに大人の90%程度まで大きくなります。
また、脳科学の研究では「思考パターン」は0歳~6歳頃までの経験により、95%が決まるとわかっています。
この思考パターンがその人の人格を形成していきます。
その影響がどれだけ大きいかは言うまでもありません。
この0~6歳までの間に、どれだけ「自分のことが大好きである」子に育てられるかが大切とのことです。
印象的だった内容1
普段頭で理解している「顕在意識」は3%、普段忘れていても、本人が生まれてからの記憶のすべてが保管されている潜在意識というものが97%を占めているそうです。
そのため、①正しく理解された言葉②気持ちをあげられる良い言葉③読書で養う豊富な言葉の数
これらが“潜在意識”の中に蓄積されるようにしていくことが大切です。
これらの潜在意識が、子どもの人となりを形成したり、子どもの自己肯定感にもつながるでしょう。
印象的だった内容2
この本では、「自分の頭で考えて行動する人」を育てるために必要な「自立脳を育てる24のヒント」が書かれております。
その中で、私が一番強烈に感じたのは
「ダメ」と1回言うと、IQがひとつ下がる!
という項目です。
本当にIQが下がるというより、それくらい、自己肯定感をあげられるような子育てが、その後の子ども自身の学びや、賢い子を育てる土台に大切だということです。
そのほかの項目も、「なるほど!」「たしかに!」と思える内容ばかりです。
まとめ
今回、読んだ『東大生の親に学ぶ 自発的に学ぶ子育て』は、
東大に進学させたい親御さんだけでなく、すべてのより良い子育てをしたい方に読んでいただきたい1冊です!
子どもに関わる全ての方に関係する内容が盛りだくさんですし、子どもが選択する進路が“東大”でなくても、【自分(子ども)自身にとって、最善最良の道を選択できる子に育てる】ために、本当に必要なことが書かれています。
この本は、kindleからも電子書籍で読むことができますので、隙間時間に携帯でサクッと、是非読んでみてください!
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